【’20卒特集】内定者トヨダが書いた就活~内定式体験記part.2【入社まで半年】

人事ブログ

みなさんこんにちは。
人事のよねくらです。

「好きな作家の好きな話は何だ?」と質問を受けたら、私は迷わず向田邦子の「手袋をさがす」を挙げます。
彼女のあるエッセイに収録されている話の1つです。

当時22歳だった彼女が、自分のお気に入りの手袋が見つかるまで妥協せずに我慢したという話です。
60年以上前の日本の冬、防寒着を満足に身に着けられることは自身の経済力を示す証でもありました。
でも彼女は周りの目を気にすることなく、手袋をつけないまま日々を過ごしていました。

当時勤めていた会社の上司に、彼女は言われました。

「妥協せずにいることはいいことだけど、その強情さは手袋以外のものを逃してしまうのではないか?」

それは当時、今よりも強く叫ばれていた女性としての幸せも逃してしまうのではないか?という、
上司としての優しいアドバイスでもありました。
でも彼女は頑なに、自分のお気に入りの手袋に出会うまで、寒い冬を乗り切ることを決意しました。
「これで良いか。」と妥協して目の前にある手袋をつけることも、寒さ対策としてとても大事です。
でも妥協したその姿は、彼女の本心に嘘をついたことになる。

上司の言葉をきっかけに自分の人生を振り返りました。
幼い頃からこだわりが強く、ないものねだりばっかりしているのかもしれない。
でも、そのないものねだりに今後の人生、とことん付き合ってやろう。

その後転職し、雑誌の編集者から人気脚本家へ。そして最終的に直木賞を受賞した作者が22歳の冬、自分の人生に覚悟を持った話です。

 

自分の意志を持つことは出来ても、持ち続けることは難しいと感じてしまいます。
目の前の忙しさ、自分を取り巻く様々なこと、知らず知らずに自分の意志が別の形になることは沢山あります。
そういった流れに身を任せた方が、もしかしたら効率の良い生き方が出来るのかもしれません。
もちろん、幸せの定義は人によって違います。
流れに身を任せて「これで良い!」と思えることもとても大事です。

でもたとえ周りから「大変じゃないの?」と言われるようなことだとしても、そこに自分の強い意志があるのであれば、それをやり通すこと。
大小に関わらず、自分の意志を持ち続けることは自分の人生を歩むことにおいて、とても大事なことだと感じます。

今年のホープ内定者4人も、自分達の人生において覚悟をもって入社を決意してくれました。

前回江藤さんのブログでは、自分の決意表明を熱く書いてくれました。
某国民的アイドルやホークスへの熱い気持ちも伝わってきた。
ドームの名前は変わっても、江藤さんの球団への愛は不変なんだろうね。

今回もう1名、豊田さんもブログを書いてくれました!
来年4月からホープで働く豊田さんってどんな人なん?ってことも伝わったら嬉しいです!

それではいってみよう!!はいスタート!!!!!!

 

 

【トヨダメイについて】

 

みなさん、こんにちは。20卒内定者の豊田芽衣と申します。
先月内定式を終え、改めてホープの一員になることへの喜びを感じています。
そんな気持ちを言葉にする機会をいただきました。
ホープに出会い、入社を決めるまでなど、ありのままに綴りたいと思います。
まず、私がどんな人間なのか、お話しさせてください。

福岡県で生まれ育った、バリバリの博多っ子です。

 

趣味は、洋服を作ることです。3歳の時に、母からボタンつけを習ってからお裁縫が大好きになりました。
最近、良いミシンが我が家にやってきて、洋服作りが盛り上がっています!

 

特技はベースです。高校の時に、軽音楽部に入部して始めました。
初対面の人に「大人しそう」とよく言われますが、ベースを持ってる時はそんなことないです!(笑)

 

あと、ドラえもん好きです。毎年、ちゃんと映画を見に行っています!

そんな私は現在、九州大学芸術工学部画像設計学科の4年生です。
主に映像関係の勉強をしています。(プロジェクションマッピングや3D映像などなど)

卒業に向けて研究をしたり、海鮮丼屋でのアルバイト、バンド活動をしたりなど充実した学生生活を過ごしています。

 

 

【きっかけは参加者一人の説明会だった】

 

私が就職活動を始めたのは、大学3年の夏頃でした。
就職活動をしていると「就活の軸」というワードをよく目にします。私も就活をする上で、1つ軸を立てました。

「人々の暮らしを良くするモノづくりができる仕事」

この軸だけは絶対に揺るがない、譲らないという思いで就活に挑みました。

しかし「これだ!」という会社になかなか出会えず、悩み始めた4月ごろ。
「株式会社ホープ」に出会います。
先輩に「デザイナー職を募集してるから」と紹介され、興味本位で会場に向かいました。
すると、驚くことに参加者は私1人!とても近い距離での説明会が始まりました。
この説明会で初めて「地方自治体の課題解決ビジネス」というワードを目にしました。始めは「???」状態でした。
しかし、ホープについてじっくりお話を聞くと
「地方自治体の課題解決ビジネス×デザイン=人々の暮らしを良くするモノづくり」という式が私の就活の軸にぴったりはまったのです。

「これだ!」

この感覚を得た瞬間、私は「ホープめちゃくちゃ面白そう!」と思い、選考を受けることを決めました。

面接では、私の思考をとても深掘りされました。
それがすごく楽しかった。面接というよりも、会話でした。
私がどういう人間なのか、しっかり見てくれている感覚があり「自然と本心が出てくる」面接でした。
自分の軸にぴったりはまる。そして何よりも私という人間に向き合ってくれた。
そう感じたのでホープに入社することを決めました。

 

 

【悔しさを感じた内定式】

 

内定式というと「会社の一員になる儀式」のようなものをイメージしていました。
しかし、ホープの内定式は全く違いました。

「ホープの一員となる自分たち(内定者)がどんな人間なのか」それを発信する場でした。

最も印象に残っているのは、「内定者プレゼン&社員代表プレゼン」です。
内定者プレゼンの15分間、緊張でドキドキしながらの発表でした。

内定式でこのような時間があるのはとても珍しいことだと思います。
それだけでなく、一人一人にじっくりフィードバック。本当に学ぶことだらけでした。

私へのフィードバックで最も多かったのは
「頭の中の熱量を、声でも表現して欲しい」

まさにその通りだな。そう感じたのは、社員代表・小西さんのプレゼンです。

堂々とした話し方、声の抑揚。
スライドとの一体感がすごかったです。
表現が難しいですが、とにかくすごかったんです!

悔しさを感じつつ、自分もいつかこれを超えたい!
そんな感情が生まれた貴重な時間でした。

そして内定式・懇親会での社員の方々を見て「本当にみなさん楽しそう。」と単純に思いました(笑)

とても安心と居心地の良さを感じ、「ホープを選んで良かった。」と思えた内定式でした。

 

 

【一員になるため】

 

「会社の一員になることへの意識を持つため」

とても当たり前な回答に聞こえるかもしれませんが実際に内定式を経験して、私が感じたことです!

ホープに入社を決め、何度か社員の方とお話する機会がありました。しかし、どこかいつも受け身の状態。
私自身がホープの一員になる実感が持てていなかったからだと思います。

内定式では受け身ではなく自分たちから発信する場面が多くありました。
入社後の目標をじっくり考え、自分の言葉で伝えることで
ホープの社員の一員になることへの意識が一気に高まりました。

 

 

【入社まで残り半年を切った】

 

4月1日。期待と不安が入り混じっていると思います。しかし、内定式でもお話した「とにかくやってみる精神」
この気持ちだけは持ち続けた人間でありたいです。
そのためにまずは、残りの学生生活を全力で楽しみたいと思います!

 

 

【同期へ】

 

20’卒新入社員は全員で4人。
それぞれ全く違う個性があると思っています。
良き仲間として、良きライバルとして一緒にホープで成長していくのがとても楽しみです!

 

 

【就活生の皆さんに向けて】



「視野を広く持つこと」

私は就活を通して、この大切さを感じました。

世の中には、数え切れないほどの会社があります。いろんな価値観の人がいます。
「だからこそ自分の知らない面白い会社が周りにあるかも」そういう気持ちで就活をしてみてほしいです!
私は、そうしてホープに出会いました。

 

 

【最後に】

 

まだまだ、自分の素を出せていません。元々あまり得意ではなく、、、(笑)
いつか自分をさらけ出して、ホープの一員だ!と胸を張って言える日を楽しみにしています!

 

 

 

豊田さんありがとう。
実はホープの内定式、毎年内定者プレゼンを行ってその順位を発表します。
今年の1位は豊田さんでした。でも豊田さんは今回そのことをブログに書いてなかった。
「1位取れて嬉しかった!」と書くのかなって少しだけ考えていましたが、
彼女のブログに書いてあることは社員プレゼンと自分との差や、自分のフィードバック内容。
決して大々的に自分を表現しようとしません。
普段話している時もそうです。少し淡々としているようにも見えますが(笑)すっと溶け込むように笑っています。

多分彼女は、そういったことをせずとも、自分を表現するすべを知っているからだと思います。
趣味の洋服作りや音楽、様々なデザイン制作。
自分を一番表現できる方法を既に身に着けているからこそ、今回の結果を、自ら書かなかったと考えました。

「頭の中にある熱量を、声でも表現すること」
内定式のプレゼンで、豊田さんはそうフィードバックされました。
相手に自分のことを伝える際、感情にのせて表現することはとても大事なことです。

でも豊田さんに中にある「熱量」はこれからホープの中で「形」になって表現されていきます。
今からそれが楽しみです!!

あ、ちなみに豊田さんがホープを知った説明会、参加者が豊田さん1名でした。
場所によっては超少人数規模でやってますが、めっちゃ特殊ケース。レア。本当にレアめっちゃレア!!!!!
レア!!!!!!!!(必死)
でもそんな中、豊田さんに出会えたことは奇跡!
ツチノコかな。

そしてホープに入社する意思決定、とても嬉しいです!
内定者の皆さん、内定式から入社までの日数は183日。
学生生活全力でやり切った後、ホープで一緒に頑張っていきましょう!!
楽しみに待ってます!

ホープ、SNSやってます!!!
プリーズ フォロミー(‘ω’)▼

株式会社ホープ Facebook
株式会社ホープTwitter
株式会社ホープInstagram

 

インターンに関する情報はこちらから!!
リクナビエントリーはここから!

 

以上!!