エネルギー事業部の二人の挑戦

人事ブログ

ホープには3つの事業部があります。
地方協創事業部(広告事業)、エネルギー事業部、メディア事業部。
  もっと気になる方は公式HPをご覧ください!
  ▶株式会社ホープ公式HP サービス紹介 https://www.zaigenkakuho.com/service/

今回注目するのは、エネルギー事業部
エネルギー事業は、2018年3月から始まった事業で、
全国の自治体により安い価格で電力を販売し、電気料金を削減することで、自治体の経費削減に努めています。
  ▶新電力サービス「GENEWAT」について https://www.genewat.com/

下記のグラフはホープ全体の売上高の推移です。(2020年6月期決算補足説明資料より抜粋)
そのうち、青色の部分が、エネルギー事業部の売上高です。
ご覧の通り、最も多くの割合を占めており、ホープの成長ドライバーです!

そんな、ぐんぐん成長しているエネルギー事業部の若手社員2人に
「エネルギー事業部で働く」についてインタビューしました!

△江上 菫子さん(左)、七條 彰啓さん(右)

自己紹介をお願いします!気合入ってる!

写真左 江上菫子さん(エガミスミレコ)
スミレコ:入社3年目。江上菫子です。福岡県出身。立命館大学卒。
     3姉妹の末っ子です。趣味は野球を見ることです!
     今月(8月)に結婚します!日本に20人くらいしかいない(らしい)苗字になります。
     いよいよ同姓同名がいない説です笑

写真右 七條彰啓さん(シチジョウアキヒロ)
シチジョウ:入社2年目。七條彰啓です。長崎県出身。鹿児島大学卒。
      ちなみに、七條は全国で1600人くらいです。
      入社後3ヶ月間は広告事業に携わり、それからはエネルギー事業部で仕事しています。

珍しい名前のお二人ですね。
お二人は2019年7月にエネルギー事業部に配属されて、約1年間働いています。
普段どんな仕事をしているんですか?

▷シチジョウ
自治体が業務を発注する時は入札を行います。電力でも同じです。
なので、基本的には入札業務をしています。
入札参加のための書類を作ったり、入札金額を計算したり、入札書を書いたりしてます。

事業部が違えば、業務が違うのは当たり前ですが、
エネルギー事業部って雰囲気もちょっと違いますよね。

▷スミレコ
雰囲気は、一言で言うと“スマート“です。

残業NG、会議室でのMTGも原則NG、いかに無駄を省いて目の前の仕事を効率よくこなすかいうことにフォーカスしている人が多いです。この1年でも各メンバーの発信で、日常的に使うツールがどんどんグレードアップして使いやすくなることがすごく多かったです。
ちなみに、エネルギー事業部独自ルールもあって、大体働き方についての内容ですね。(下記写真)
だから雰囲気ちょっと違うよね、って言われるのかもしれません。

▷シチジョウ
今は、ホープのメインフロアとは別の階にエネルギー事業部があるんですが、
よく「シーンとしてる」って言われます。ですが、全然暗い雰囲気の部署では無くて、割と神経使う仕事なので目の前の業務に集中しているだけだと思ってます。
むしろ面白い方々ばかりなので、話し始めるといつも笑いが起こってます。
 

エネルギー事業部に配属されて1年経ちますが、働いてみてどうでしたか?まずはスミレコさん!

▷スミレコ
毎日がいっぱいいっぱいで。1年間ひたすら突っ走っていました!!
ただやはり繁忙期乗り越えて、結果も出たときに1年間走ってきて「やりきった!」と思えたことはいい経験になりました。繁忙期、朝から晩まで目バキバキで入札書書いてたのもいい思い出です笑

目バキバキ笑。入札って、1つでもミスがあってはいけないですもんね。

以前のブログで、「付加価値のある社会人になりたい」と話していましたが、
この1年で叶えることは出来ましたか?
▶スミレコさんが登場する過去ブログはこちら https://www.zaigenkakuho.com/blog/nextgeneration

▷スミレコ
そもそも、当時の自分は付加価値を語る前にたぶん存在価値すらなかったなと
今振り返って思います笑。あと、自分で付加価値ついたな〜というよりは他人が客観的に見てどうかなっていうところなので自分で評価するのは違うような。

ただ、付加価値つけていかないと淘汰されるなというのは異動してより強く感じるようにはなりました。なぜかというと、たくさん落札した=売上持ってきた、すなわち結果出したっていう風には見えてしまうんですが、入札までのプロセスって全員同じで、特別何か努力したから入札に勝てるとかではないんです。入札っていうフィールドは相手がいる以上、勝つ/負けるって運要素も強いので、良くも悪くも努力と結果がリンクしないんです。
だから、ただただ運が良かった人で終わるのはかなり怖いと思っていました。入札以外で何か爪痕残さないとなっていう思いは常々持っていましたね。

爪痕。かっこいい。どんな爪痕ですか?

▷スミレコ
そんな難しいことはしていないですけどね笑。
形として残っているのはちょっとした時短ツールを作りました。(これまで毎回1つ1つ手打ちしていたものを、数式で引っ張って一発でコピペできるようなツールで、工数削減に寄与しました。)
あと行っていたことは、本当に当たり前のことです。受電は早く取る、問い合わせ対応はすぐにやる、コピー用紙とか封筒とかなくなりそうだったら補充するっていう。
当たり前のことですけど、当たり前を徹底的にやってました。自分がやれば事業部の皆さんがスムーズに業務出来るかなっていうところには特にアンテナ張っていましたね。

シチジョウくんはどうでしたか?1年間働いてみて。

▷シチジョウ
ジェットコースターに乗ってる様な、あっという間の1年でした。
1年前に異動の話を聞いてから「僕は実験台だ」って思うようになりました。(表現が適切かどうかわからないですが笑)
僕が入社して3ヵ月、まだ全く結果も出せていないのに、できたばっかりのエネルギー事業部に異動するというのは考えられない出来事でした。「え、僕が行って良いの?」って何回も思いました。
なので、ここでちゃんと結果を残して「1年目でエネルギーに異動させたけど何ら問題なかった」と思わせなきゃいけないなと考えるようになったんです。

この時から僕の1年間の目標が決まりました。
まず、考えたのは1年後もエネルギー事業部に残れるようになろうということです。そのために立てた目標が「エネルギー事業部にとって必要不可欠な人間になる」というものです。
実際のところ、今はまだ必要不可欠な人間になれたとは全く思ってません。
ですが、こうしてちゃんとエネルギー事業部に残ることはできました。そして、僕と同じように入社3ヵ月の1年目の後輩が今年も異動してきたんです。僕としてはすごく嬉しいなって思っています。

そんなお二人がこれから目指していることを教えてください。

▷スミレコ
在宅ワーカーのモデルケースになることです。

結婚して福岡を離れることになりまして、本来であれば退職一択だったわけです。
ただ、ちょうど1年くらい前に在宅勤務の話が社内でちょこちょこ出ていて、その時に事業部長の神田さんが「在宅でも働きたいなら環境を整えることはできるよ」と仰っていて、実際に県外に出てもホープの一員として働くことになっています。

今回図らずもコロナで在宅勤務への移行が加速してはいますが、どうしても私みたいに県外に引っ越すとなったときすぐに「在宅勤務すればいいじゃん」っていう発想にはまだなっていないと思うんですよね。だから、在宅勤務のハードルが下がるような成功事例になりたいです。

ちょっと前までは社長に「在宅としてでもホープで働いていてほしいと思われるような人になれ」って言われていて、たぶんこの1年のアウトプットが中途半端だったら在宅勤務は実現しなかったはずです。なので結果へのこだわりは持っていました。
完全在宅勤務は、エネルギー事業部では前例がないことなので、これから具体的にどういうアウトプットになるかは正直まだわかりません。ただ、チャンスをいただいたので、これからの1年もしっかり結果を出すことと、受け身にならずにいろんな可能性を探っていく姿勢で居ます。

▷シチジョウ
僕はこれから新サービスの立ち上げをやりたいです。

今年の目標も相変わらず「エネルギー事業部にとって必要不可欠な人間になる」です。
現在、ホープはどんどん成長を加速させていて、2030年までに「売上高1,000億円・営業利益100億円・10サービス」という次の山を目指し始めました。登頂のために、現在、成長エンジンの役割を担っているのがエネルギー事業部です

しかし、そのエネルギー事業部の成長も電力の入札だけではいつか頭打ちになることも予想できます。登頂のために、これからエネルギー事業部としてやるべきことは、電力の入札を伸ばしつつも、新しいサービスを作り、次の収益の柱をつくることだと思っています。
事業部にとって必要なことと、僕がやりたい・興味があることを重ね合わせた時に、これしかないと思いました。新サービスの立ち上げを成し遂げることができればちょっとは必要不可欠な人間に近づけるんじゃないかなと思っています。

もちろん入札業務もこれまで通りしっかりやっていきます。エネルギー事業部にはこのベース(最低限果たすべき義務)があるからこそ、プラスαで好きにチャレンジできる環境があると思っています。これからもプラスαのチャレンジしていきます!

ミスなく入札業務を行うという、最低限の役割を果たすだけでは、淘汰されてしまう。

最低限の役割以上の価値を発揮し、
事業部・会社にとって、必要な人材になるために、
自分がここにいる意味を自ら勝ち取ろうとする姿は、ホープらしさを感じました。

二人の今後のさらなる活躍に注目です。