【よんななワーク】第17回「自治体コンサルティング課 佐々木美鈴×長野県」

レポート

 「自治体のベストパートナー」を目指すホープを支えているのは、平均年齢28.9歳(2018年12月末時点)の若き社員たち。ホープの個性豊かな社員と全国各地で展開している事業内容をより知っていただくための「【47都道府県別】ホープの仕事×ホープの社員 よんななワーク」、今回ご紹介するのは自治体へサービスの導入・提案等を行う自治体コンサルティング課・佐々木美鈴さんです。

 

 

長野県に対する強い想い

2017年に新卒で当社に入社した佐々木さんは、民間企業へ自治体広告の提案営業を行うセールスプロモーション課を経て、2018年7月に統合・新設された自治体コンサルティング部に配属となりました。

思い入れのある仕事として、真っ先に長野県のとある自治体との仕事を挙げた佐々木さん。その強い想いは、ある出来事がきっかけでした。

「以前から長野県を担当しているのですが、実は前年度の子育て冊子制作の公募では敗れてしまいました。自治体に対して浅い知識で臨んだ結果です。大いに反省すると同時に、担当自治体に対してより知識を深めなくては…と深く心に刻みました。」と話してくれた佐々木さん。途中で自治体の担当者様が変更になり、認識のすり合わせに手こずったという失敗もあり、落ち込む気持ちの中、励ましてくれる周りの声を支えに、来年度こそはリベンジを果たそうと心に決めたのです。

 

失敗も、成功も、教えてくれた長野県

以来、持ち前の粘り強さを武器に、佐々木さんは成長を続けます。長野県の子育て施策を徹底的に分析し、課題点・改善策や提案を行いました。その結果として、今年度リベンジで挑戦した公募を勝ち取ることができました!この出来事を通じての学びは「自治体のニーズに応えるには、まずその自治体の特色を深く知ること」だったと言う佐々木さん。

子育て冊子を実際に制作する際には、子育て世帯を特に手厚くサポートする事業だと思った”ながの版ネウボラ(*)”が、他のページよりも目につきやすいようにデザイナーに作ってもらうなどの工夫を凝らしました。

「仕事柄出張が多いので、他の県への想い入れもたくさんありますが、長野県は別格です。仕事を通じた失敗も、成功も、教えてくれましたから…。これを機に自治体の特色を知ることが、より楽しくなった」と話してくれました。

佐々木さんが仕事をする上で大切にしているのは、常に先の業務の事を考えて動くことだと言います。無駄なく円滑に業務を遂行することができるのはもちろん、今何をすることが最善であるかを考える癖がつくので、判断力を磨く訓練にもなっているそうです!

(*)ネウボラとは、フィンランド語で“ネウボ(neuvo)=アドバイス”“ラ(la)=場所”という意味。妊娠・出産、子どもが生まれた後も基本的には6歳まで切れ目なくサポートを提供する総合的な支援サービスのこと。

 

 

歴女としての一面 

これまでご紹介してきたように、仕事に真摯に取り組む佐々木さん。かわいらしさと同時に、古風な雰囲気も漂っているのですが…その秘密はご本人曰く”歴女”とのこと!そこで、歴史的観点から、長野県の魅力について語っていただきました。

 長野県上田市はあの有名な武将「真田幸村」の発祥の地があり、市内各地に真田家ゆかりの地があります。なかでも市役所の隣に位置する真田が居城「上田城」跡公園は桜や紅葉と四季の風情があり、いつ訪れても違う場景を堪能することできる他、城内にある真田神社では頂ける御朱印が期間により異なる為、何度も訪れたくなること間違いなしです!

 少し聞いただけで、この情報量に知識量は、さすがの一言です。当社の入社動機は、「会社説明会で魂が震えました!!」という佐々木さん。筆者は、佐々木さんの長野県に対する想いや仕事に取り組む姿勢に魂が震えました!