【よんななワーク】第20回「セールスプロモーション課 松尾采音×兵庫県」

レポート

「自治体のベストパートナー」を目指すホープを支えているのは、平均年齢28.9歳(2018年12月末時点)の若き社員たち。ホープの個性豊かな社員と全国各地で展開している事業内容をより知っていただくための「【47都道府県別】ホープの仕事×ホープの社員 よんななワーク」、今回ご紹介するのは民間企業へ自治体広告の提案営業を行うセールスプロモーション課・松尾采音さんです。

 

 

落ち込み、悩み、葛藤する日々を超えて

松尾さんは、2017年に新卒で当社に入社、民間企業へ自治体広告の提案営業を行うセールスプロモーション課に配属となりました。

想い入れのある仕事として即答してくれたのは、兵庫県のとある自治体のマチレット(*)のひとつである婚姻冊子の広告枠販売です。現在も引き続き担当していますが、入社1年目当初、目の前に立ちはだかった大きな壁のひとつでした。

営業活動に苦戦する中、当時同じチームでサブリーターの同期に、営業トークをとことんダメ出しされたことがあったそうです。今までの自分を変えなければと気づくものの、今までやってきたことを辞めることが、本人曰く”めちゃくちゃいや!”で、素直になれず、落ち込み、悩んで、葛藤する日々でした。

そんな中、ふと気づいたといいます。「私の周りにはいつも真剣に相談に乗ってくれたり、アドバイスをくださったりと、応援してくださる方ばかり。日々笑顔で頑張れるのは、そんなみんなのおかげではないか?」その瞬間から、松尾さんに小さな変化が起き始めます。今までやってきたことを変えるということを嫌だと思う気持ちがなくなり、電話営業における話し方、提案理由の伝え方などに自分なりの工夫を重ね、無事に媒体の広告枠を完売することができました!「その時の喜びは今でも忘れらません。同期の愛のムチに感謝です!」と笑顔で話してくれました。

(*)子育て、介護など市民へのサービスや制度などを説明するために、当社と自治体が協働で作成し、無料で発行する情報冊子の総称。

 

 

変化を受け入れる勇気

先のエピソードを通じて、変化をする勇気を持つことでひとつ上のステージにあがれることを学んだという松尾さん。「変化を受け入れることはとても難しくて、すんなり受け入れることができないことの方が多いのも事実です。ただ、それを超えれば別の景色が見えるのだと、身をもって知りました。」入社2年目でこの意識の高さに驚いた筆者ですが、そんな松尾さんを支えるのは、入社時にお父様からいただいた一言だったと言います。

「”ごきげんさん”で仕事をしなさい。」

何があっても、機嫌よく仕事をしなさい。

しっかりと前をみて「ごきげんさん」で営業をすること。

周りの人に当たらずに「ごきげんさん」で仕事をすること。

たくさんの教えと想いが込められた言葉です。「”ごきげんさん”であることにより、仕事が楽しく円滑になるのだと思います。」松尾さんの笑顔が一段と輝いた瞬間でした。

 

 

同期と共に

親の転勤が多かったため、福岡、熊本、奈良、鹿児島、大阪…と多くの土地を転々としてきた松尾さん。引っ越しや友達との別れなど悲しいこともたくさんあったといいますが、たくさんの友人ができたことは一生の宝物だと言います。そのような環境で育ったからこそ、同期に対する想いは人一倍強いものがある松尾さんは、同期について次のように話してくれました。

「私にとって自慢の同期は、本当に色んなことを教えてくれます。どんな時も、いくつになっても、素直でいることが自分自身の課題なので、変な見栄や固定観念は捨てて、まっすぐな心で、同期と共に成長していきたいです。」

そんな松尾さんですが、同期からは「松尾の笑顔は周りを笑顔にする」「心が本当にあったかい」「ご両親に大きな愛情を注いでもらったと思う」「人に対して真剣に向き合う部分を尊敬する」などなど、素敵なエピソードがたくさん飛び出しました!

本記事作成を通じ、松尾さんの素直さを至るところに感じた筆者でした。

 

 

(おまけ)