理想の経営者像

代表ブログ

数多くのヒット曲を生み出し、社会現象を巻き起こした歌手、「安室奈美恵」。

私が、中学1年時(1993年)から現在まで、一貫して応援し続けているアーティストです。

 

沖縄から上京、商業施設の屋上で歌うところから始まり、1992年にメジャーデビュー。ユーロビートや小室ファミリー全盛期の波に乗る中、グループと別れソロ活動へ。当初は苦しいスタートだったかもしれませんが、人気に火がついてからは順調そのものでした。

 

2001年、小室プロデュースを離れると同時に、第2ステージの幕が開きます。やりたい音楽の追求と自分のスタイルの模索を始めるわけですが、数年間の世の中の論調は「安室奈美恵は終わった」に近かった、と記憶しています。

 

2009年頃からは一切のTV出演を止め、コンサートを最優先にする戦略のもと、進化を続けた彼女は、今年「電撃引退」という形で歌手人生に終止符を打ちました。過去の成功体験を捨て、流されることなく変化に立ち向かい、もがきながらエンターテインメントの世界で25年も戦い続けた「安室奈美恵」に尊敬の念を抱いております。

 

さてここで、タイトルにもありますが「何が経営者なの?」という話です。

「芸能の世界」で活躍する歌手はヒット曲が少ないと一発屋と表現されますが、「経営者の世界」でも一発屋はいると思います。サービス、時代、商品、ビジネスモデルなど、偶然当たって成長やIPOする人。そう考えると歌手も経営者も同じだなと感じます。

 

私自身「自治体広告」という時流に乗った商材でビジネスモデルを構築しIPOできましたが、今まさに経営者として試され、もがきながらスタイルを追求しているところです。株式会社ホープ、第二創業期三合目。「走りながら考えます」を体現する日々です。

 

どん底と頂点を知っている「安室奈美恵」が一貫して持ち続けたのは「プロ意識」。

会社の生みの親であり、育ての親でありたい。一発屋では終わりたくない。

言うなれば「プロの経営者」。これが私の理想の経営者像です。

 

最後は、一ファンとして。

安室ちゃんの楽曲は全て好きですが、特に「Hope」には、社名と同じということもあり強い思い入れがあります。私にとって安室ちゃんは、まさに青春であり、希望そのものでした!本当に有難うございました。