2019年8月3日（土）、ホープと壱岐市は平成29年より開始した壱岐市滞在型観光促進事業の一環として、「壱岐大大神楽」開催日に合わせて神社のライトアップと奉納イベント「神々が宿る島、壱岐　かみあかりの夜　～まう、ともす、いのる～」を開催いたしました。

当日は、約500人がイベントに参加し、壱岐神楽の中でも最も多くの人が集まる「壱岐大大神楽」や白沙八幡神社に奉納する壱岐市初の参加型ライトアップイベントを楽しみました。

参加型のライトアップイベント

白沙八幡神社を約3,500個のLEDキャンドルで彩り、離島ならではの景観が広がる鎮守の森に囲まれた神社のライトアップは、都会のライトアップとは一味違った風情を感じるイベントとなりました。島内にお住まいのご家族や壱岐市に留学中の学生、福岡市や長崎市からの観光客など、多くの方々にご参加いただきました。

白い大鳥居はカラフルに彩られ、まっすぐに伸びた参道沿いに置かれたライトからはふんわりとした光がもれ、約3,500個のキャンドルの光に囲まれたいつもと違う幻想的な神社の様子に感嘆の声があがっておりました。

また、お願い事を書いたキャンドルカバーにLEDキャンドルを浮かべて神社へ奉納するワークショップも同時開催され、子どもから大人まで、それぞれが思いを込めてキャンドルカバーにお願い事やイラストを描いて楽しんでいました。

ステージイベント「壱岐大大神楽」

国指定重要無形民俗文化財に指定されている壱岐神楽の中でも、最も厳粛で鄭重な「壱岐大大神楽」の奉納は特に多くの方々が堪能しました。

「猿田彦（さるたひこ）」、「折敷（おしき）」、「神相撲（かみずもう）」などの舞いには、カメラを片手に多くの見物客が集まり、一段と大きな拍手が起こりました。また、餅まきも行われ、子どもたちが紅白の餅やアメをキャッチし、歓声をあげていました。

島民と観光客、そして子どもからシルバー世代まで楽しんでもらえるようなイベントの企画に携わることで、壱岐市の魅力を改めて知ることができ、またその魅力を地域と一体になって発信出来たことは今後の参考となる自治体との取り組みでした。

当社は今後も地方の魅力をPRする等のお手伝いを通して、地方活性化に尽力してまいります。