ホープは永遠のセル第一形態

代表ブログ

前期、今期と販売管理費が大きく伸びています。主には人件費です。
勿論それ以上に粗利を作れる仮説があるから採用し、未来に向けて投資しています。

さてそんな中、従業員数が改めて200を超えるタイミングで私が意識している事をお話しします
昨今採用が非常に難しい時代ですが、当たり前ですが仕事の価値感が違う人は採用しないようにしています。

「自治体を通じて人々に新たな価値を提供し、会社及び従業員の成長を追求する」
大前提としてこの企業理念を実現するために当社は存在しています。

そのために様々な仕組みや制度があり、全ての意思決定はこの企業理念に準拠します。
個の考えや多様性は否定はしませんが、会社は上記理念の元に成り立つものであり、そのために存在しています。
実は当社はいまだに、正規雇用の場合は私が最終面接を行っております。

様々な権限委譲が進む中でも、ココだけは怖くて私が行っています。
正直PDCAは回りにくく、良いのか悪いのか分かりませんが・・・・
19年と5か月、会社が存続している事を考えると良しとします(笑)

各ご家庭にもルールがあるように、会社にもルールはあります。
しかしながら長く働いてもらうには、ルールが必要なのではなく暗黙知を言語化した「我々が大切にする価値観を大切にしてくれるかどうか」だと思っています。

それが所謂「クレド(行動指針)」になります。
ここに51%以上共感しない人は入社して貰わなくて良いと思っています。
無理やり自分を騙して入社しても、お互いが不幸になるだけです。
そんな時間はお互いの人生で無駄だし、勿体ないです。

 

行動指針

01 私たちは、走りながら考えます
直面する課題に立ち向かう姿勢・スピードがベンチャーの競争力です。机上の空論ではなく、日々のトライ&エラーの中で切磋琢磨されてこそベンチャーであり、多くの失敗の上に成功は築かれます。

02 私たちは、謙虚であり続けます
事象には必ず理由があり、それを他責で捉えてしまうと成長の機会を逃します。自責で捉え続けることで、すべての事象を成長機会へと変えていきます。

03 私たちは、向上心を忘れません
安定や満足感は成長を鈍化させます。常に自分の限界を疑い、健全な欲を持ち、挑戦し続けます。

04 私たちは、絶対に諦めません
諦めを意識した瞬間に思考は閉じ、勝負が決まります。一番苦しい時こそが、真価を問われる瞬間です。

05 私たちは、覚悟を持ち、退路は断ちます
ベンチャー企業で働くということは、それ自体が特別であり、覚悟なくして乗り越えることはできません。生きる上での選択肢は多くとも、仕事に更なる選択肢は必要ありません。

06 私たちは、感謝の心を大事にします
「ありがとう」が人を創ります。小さなことにも感謝し、それを言葉にすることを習慣とします。

07 私たちは、継続の先に革新を生みだします
仕事に奇跡や偶然はありません。革新は必然で積み上げられた結果であり、継続する人間にこそ生まれるものです。

08 私たちは、衝突を恐れません
摩擦やぶつかりあいが成長には不可欠です。衝突が多いほど「組織」は強くなり、「会社」は竹のように成長します。

09 私たちは、お客さまへ価値を戻すことを約束します
企業はお客さまに喜んでもらい、正の連鎖を続けることでしか存続できません。お互いの利益と満足を追求します。

10 最後に、私たちは何よりも情熱を大切にします

 

次に、私の中でのベンチャー企業の定義の話になります。
私の中でベンチャー企業は常に「セル第一形態」であるということです。
勿論成熟した事業もあり、そこに従事する人も一定数います。それらのお金、そして人を一定の割合で常に新しい物に振り分けながら事業を多角化し挑戦するのがベンチャー企業だと私は思っています。

株式会社ホープはベンチャー企業です。
永遠のセル第一形態であって良いと思っています。

そうなると、常に新しいビジネスモデル、新しい能力、新しい仕組み、変化を起こす力、適応する力が必要となります。
当たり前のようですが、これは決して当たり前では無いのです。
この変化について来れるか?そもそも変化への耐性があるのか?ということが、我々には問われます。

ここ最近、ホープに完全体を求めて来られる方がいます。
そのような方々はどうぞ、別の会社にエントリーしてください。

ホープは完全体を目指しますが、セルの第一形態を常に維持します。
そうあるべきだと信じています。

併せて、「完全体を自分達で目指し作り上げるんだ」というマインドを持つ方を必要としています。
我々株式会社ホープは、そのような耐性を持ち道なき道を歩む人、歩んでみたい人、それを応援できる人、を心底求めています。
そのカルチャーを絶対に絶やしてはならないし、根底で持ち続けないと駄目だと思っています。
今後当社の選考に進もうとしている方々は、是非ともこのブログを読み込みご参加ください。

これから中期経営計画を実現していくにあたって、ここホープで働く皆さんとも、この“当たり前”をあらためて共有したいと思っています。

今ご入社頂いている社員の皆さんもこのブログを読み込み、あらためて自分で意思決定してください。
日本は職業選択の自由を与えられていますし、仕事はこの指止まれ、です。

併せて最近ご入社頂いた皆さん、6か月間の試用期間を使って是非とも自分の人生において納得のいく、自分にとって正しい意思決定をしてください。
その選択がホープであれば最高だと思っています。


その意思決定を、私は一緒に正解にするだけです。