創業21年

代表ブログ

2026年2月6日で創業21年となりました。
2005年2月6日に登記したそうです。当時私は大学卒業1か月前の24歳でした。

1年留学して、1年留年しているので・・・両親に感謝です^^

少しだけこの21年を振り返ってみたいと思います。
私の記憶に残る部分をつらつらと書いていくので時系列でお楽しみください。

創業から1年8か月契約が取れず、初契約は2006年10月4日 太宰府市から、でした。
300万円で始めた元手資金は、この1年8か月でほぼ無くなりました。
妻に100万円追加で借りて、何とかたどり着いた初契約でした。

このあたりが創業時のハードシングスになるんですかね、今思えば可愛いもので、学生から起業家への登竜門的な感覚です。

2007年1月に初めての社員を採用したときは、月給は7万円と私の妻のお弁当、そして自宅兼事務所を用意。クレイジーな状況でクレイジーな意思決定ですが今も共に戦うクレイジーな社員が採用できました。
その当時は、営業トークの練習を会社でも車でもどこでもしていました。お金は無いけど2名で輝かしい未来を夢見て必死でした。

2008年4月に初の新卒採用を行って社員数3名に。初任給は18万円の時代です。
あまり覚えてないですが社員数7名という触れ込みで採用募集していたそうです。
これまたクレイジーな会社にジョインするクレイジーな社員が1名、採用できました。

2009年も新卒1名採用で社員数4名になりました。その当時彼は驚くほど仕事が出来ず驚いたのを記憶しています。ちなみに彼は今も共に戦うクレイジーな社員です(笑)

2010年に新卒3名採用で社員数7名に。相変わらず自治体広告を売りまくる毎日。

2011年にいわゆるインキュベーション施設を出て初のオフィスビルへ。

2013年にグロービスキャピタルパートナーズの仮屋薗さんとお会いし「VCは経営チームと一緒にブレイクスルーポイントを創造するのが仕事」という言葉をもらいました。
このワンワードに魅了され、新株発行約20%を出資頂きました。この辺りからB/Sや株価、ファイナンスについてかなり勉強したと記憶しています。

2016年6月15日に東証マザーズ(現・グロース)上場。

このIPOの影響って実は私が所属するEO(Entrepreneurs’ Organization)の草野さん(株式会社ブレインパッド創業社長)によるものが大きいのです。ご本人は何も覚えてないと思うけど。

その当時IPOってかなり門戸が狭く、今よりもかなり難易度高いイメージですが彼はそれを実現し、EOの月例会でその話をしてくれて「かっこよいなーー」と思って再度火がつき前段の仮屋薗さんとの出会いもあり、挑戦しました。

IPO後に関しては、調達資金をどう使うか?で考えました。
それまでは実はとてもシンプルで、自治体広告で圧倒的に勝つ、だったのが、このIPOでまさに「自治体に特化したサービス会社」に昇華するチャンスを得たからです。

ところが、2017年は早速下方修正でした・・・。「成長」ではなく「膨張」を刻む苦い思い出です。
自分が約束したことを守れない歯がゆさと投資家の皆様への申し訳なさ。
当時の取締役4名で全従業員に謝罪した記憶があります。
色んな背景がありますが、上場会社としての予算のあり方を改めて学んだ一件です。

で、調達資金は何に使ったのかというと我々はオーガニックな事業創造に投資しました。
この辺りは結構、経営者により違うと思います。
調達額も大きくなく、時価総額も50億円以下となると、取れる選択肢はそこまで大きくないなと私自身は考えていました。

祖業の安定性、収益性をある程度テコに、限られた時間と資金の中で事業を創造する。
が私の選択でした。

その過程で誕生したのが「マチイロ事業」「ジチタイワークス事業」「エネルギー事業」「企業版ふるさと納税事業」「空き家事業」等になります。

勿論上記以外にも、トライはしたもののすぐに撤退した事業などもあります。
これだけニッチな市場であっても全てがうまくいく訳ではないのです。

ここから営業利益や売上高、従業員数、株価、時価総額、平均年収、離職率などを交えながらIPO後の数年を振り返ります。

営業利益推移

売上高推移

従業員数推移(正社員のみ)

時価総額推移(各期末の末日時点で算出)

平均年収推移

離職率推移

1人当たり粗利

1人当たり営業利益

こう見ると変化としてはかなり大きいなと思います。

さて創業した時って「自治体」というマーケットは殆どが公共事業ということでベンチャーが挑戦する市場としては認識されておりませんでした。

今では数多の企業がこの市場に挑戦しております。
国のルールが変わることで劇的なマーケットが生まれるのも、ある意味この市場の特徴だと思っています。

もっと言うと変化が絶対的に必要な市場だと一貫して思っています。

21年やってまだここかという思いと、何とか生き残れたなという思いが交錯しています。
ただ私の中では経営者として折り返しは過ぎただろうなと思っています。
仮に約40年経営出来るとしたら、残り19年しかありません。

この残り19年でどれだけの価値を世の中に戻せるか?
この残り19年でどれだけ社員の皆を豊かに出来るか?
この残り19年でどれだけ投資家にリターンを返せるか?
この残り19年でどれだけ自分自身が納得する仕事が出来るか??

そんな事を考えながらの22年目スタートとなりました。

引き続きクレイジーな挑戦をしながらクレイジーな方々を採用し世の中に価値を提供して参ります!