【よんななワーク】第15回「セールスプロモーション課ディレクター本山香織×埼玉県」

レポート

「自治体のベストパートナー」を目指すホープを支えているのは、平均年齢28.9歳(2018年12月末時点)の若き社員たち。ホープの個性豊かな社員と全国各地で展開している事業内容をより知っていただくための「【47都道府県別】ホープの仕事×ホープの社員 よんななワーク」、今回ご紹介するのは民間企業へ自治体広告の提案営業を行うセールスプロモーション課(以下SP課)にてディレクターを務める本山香織さんです。

 

 

人生の一大イベントに関われる喜び
本山さんは、デザイン事務所で約9年の経験を積んだ後、2017年1月に当社に中途社員として入社、広告や冊子などをデザインするクリエイティブ課に配属となりました。入社して約半年で、実力・仕事への姿勢が評価され係長へ2階級昇進となりました。

そんな本山さんですが、特に思い出に残っている仕事があると言います。それは、マチレット(*)のひとつである婚姻冊子・婚姻届けの制作を初めて担当した埼玉県のとある自治体との仕事です。デザインは「和×洋」の素材を組み合わせて表現したいという要望で難易度が高いものでした。冊子全体に「和」の要素をちりばめながら、「洋」の素材をアレンジしてデザインに統一性を持たせたと言います。自治体の担当者様と一緒に試行錯誤しながら手掛けた冊子でしたが、楽しんで作ったことをよく覚えているという本山さん。何より嬉しかったのは、当時在籍していた社員が、「デザインが可愛い!!」と実際にその婚姻届を使用して入籍をしたことだと言います。「入籍という人生の一大イベントに関われた気持ちになり、強く印象に残りました。」ホープのデザイナーならではの体験に、大きな喜びと充実感があったとそうです。

(*)子育て、介護など市民へのサービスや制度などを説明するために、当社と自治体が協働で作成し、無料で発行する情報冊子の総称。

 


部署異動による自身の変化

 

そんな本山さんに、転機が訪れます。2018年7月、民間企業へ自治体広告の提案営業を行うSP課にてディレクターを務めることになりました。
ディレクター制度は、生産性と広告の質を向上すること目的とし、2018年7月より運用が始まったものですが、なんとその責任者となったのです!「異動によって、私の中で大きな変化が起こりました。」と話す本山さんは、現職となりクリエイティブ課に所属していた時では気づけなかったことに目を向けられるようになったと話してくれました。
「SP課は生産性の向上を重視した営業を、クリエイティブ課は質の担保をという形で、意識する方向性が違うということもあり、意見の対立が起きることは当然であるということが理解できました。ディレクターという役割は広告を作る事だけでなく、営業と制作の橋渡しのような役割もあると思っているので、課題や問題が見つかった時は、営業と制作の両方から意見を聞き、事情を把握した上で円滑に業務が進むよう解決策を考えるように努めています。」

「他部署への異動があったからこそ仕事を客観的に見られるようになり、向かうところが見えてきたなと感じているところです。」そう話す本山さんの顔は、充実感にあふれていました。

 

 

プライベートでも”懸け橋”に

非常に真摯に仕事と向き合っている本山さんですが、プライベートではお酒を良く飲むそうです!「昔いきつけのお店があったんですが、多い時は週6日通っていました(笑)最高で14日連続行った時には、色んな人とカウンターで交流をしたおかげで、飲み友達が増えました。」とお酒好きを裏付けるエピソードを語ってくれました。そのお店で仲良くなった飲み友達の一人は、なんとリファラル採用で当社の営業事務として働いてくれております!プライベートでも人と人の”懸け橋”になる本山さん、仕事でも活かしているというのは素敵ですね。