2024年3月期第2四半期決算説明会要旨

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イベント概要


[企業名] 株式会社ホープ
[イベント種類] 決算説明会
[イベント名] 2024年3月期第2四半期決算説明会
[日程] 2023年11月14日
[ページ数] 17
[時間] 合計:12分、登壇:9分、質疑応答:3分
[開催場所] インターネット配信
[出席人数]
[登壇者] 1名
代表取締役社長兼CEO   時津 孝康(以下、時津)

登壇


時津皆さん、こんにちは。株式会社ホープ代表取締役社長兼CEOの時津です。
ただいまより、2024年3月期第2四半期の決算について説明会を行わせていただきます。

それでは11月13日に開示いたしました決算補足説明資料をベースにお話をさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

それでは2ページ目をご覧ください。グループ企業理念になります。「自治体を通じて人々に新たな価値を提供し、会社及び従業員の成長を追求する」となっております。

続いて3ページ目です。会社概要をご覧ください。従業員数174名、事業内容といたしましては、自治体に特化したサービス業となっております。

続いて4ページ目をご覧ください。各事業です。

一つ目が広告事業となります。続いてジチタイワークス事業、そして最後にその他事業といたしまして、企業版ふるさと納税支援事業とakisol(アキソル)という事業になっております。

続いて5ページ目、各事業のフェーズを可視化しております。祖業であります広告事業というのが成熟フェーズに入っております。ジチタイワークス事業は成長フェーズになっております。導入フェーズにありますのが、企業版ふるさと納税支援事業、事業創造フェーズとなりますのが、akisolとなっております。

それでは、8ページ目をご覧ください。上半期の売上高は、12億4百万円となっております。前年対比でいくと2.3%プラスです。営業利益に関しましては、1億42百万円となっております。前年対比でいくと36.1%マイナスとなっております。

続いて広告事業です。売上高7億86百万円、セグメント利益としましては1億52百万円となっております。続いてジチタイワークス事業です。売上高は3億87百万円です。前年対比で言うと10.4%アップとなっております。そしてセグメント利益に関しましては1億59百万円と前年対比5.6%アップとなっております。

続いて9ページ目にをご覧ください。前年対比の比較となっております。今期は12億4百万円となっております。売上総利益に関して前年対比で前期が6億61百万円、今期は6億60百万円となっております。販売管理費は前期4億38百万円、今期5億18百万円となっております。最終的な営業利益は2.23億円が1.42億円となっております。

10ページ目と11ページ目は後ほどお目通しいただければと思います。

続いて12ページ目そして13ページ目をご覧ください。四半期ごとの営業利益を開示しておりますので、後ほどご覧いただければと思います。

14ページ目をご覧ください。広告事業の売上高の推移を開示しております。ご覧頂くとおわかりのとおり、平準化が非常に順調に進んでおりますので、改めて今期より売上高拡大のフェーズに広告事業としては入っております。

続いて15ページ目です。FY19から平準化を進めまして、生産性の向上ということで計画的にトップラインを下げてきておりますが、今期以降、売上高としてはしっかり上に向いてくると考えております。あわせて右側のセグメント利益額、利益率の推移もご覧いただきたいのですが、売上高を追うだけではなくて、しっかりと生産性を担保しながらトップラインを追うというのが今期のフェーズと考えております。

続いて16ページ目をご覧ください。ジチタイワークス事業のセグメント別四半期の売上高を開示しております。非常に順調に売上高が推移してきております。前期比較で行くと11%ほどアップサイドとなっております。

続いて17ページ目です。売上高の推移を左側に入れております。続いて右側、年間のセグメント利益額と利益率の推移を開示しておりますのでお目通しいただければと思います。

18ページ目をご覧ください。B/Sの開示になっております。今期から、年間を通じて前期末との比較となっております。特筆すべき点は、まず一つ目、1Qで借入金約4.5億を計画どおり返済をしております。もう一つが前期比較で言いますと純資産の部分、前期が7.42億だったところが今(2Q末で)8.46億まで改善してきております。

続きまして20ページ目をご覧ください。改めて今期の通期の予想についてです。今期は売上高24億73百万円を予算としております。前年比較で約14.7%ほどトップラインが上がる予想となっております。営業利益に関しましては、今期は2億25百万円を予算としております。前年対比で約25%ほどアップと考えております。

続いて21ページ目です。各事業のセグメント別の売上高、改めて言いますが、広告事業は今期は約16億円を予算としております。前年比較で言いますと約9%ほどアップサイドになっております。ジチタイワークス事業は、今期が約7億45百万円を予算としており、前年比較しますと約18%ほどアップサイドとなっております。最後、その他事業で企業版ふるさと納税等の事業ですが、今期は約1億26百万円を予算としておりますが、前年比で約200%ほどアップとなっております。

質疑応答


時津ここからは、投資家の皆さまから事前にいただいたご質問に回答していきたいと思います。

まず一つ目のご質問になります。

子会社への不正アクセスについてです。子会社へ不正アクセス発生についてのお知らせを見ました。どういう影響があったのでしょうか。また調査や対応は進んでいるのでしょうか?

というご質問をいただいております。

まず、会社の不正アクセス発生について、ご心配をおかけして誠に申し訳ございません。ダウンしたサイトはセキュリティを向上した状態で復旧をしております。また個人情報漏洩のおそれがある方については、ご本人への通知を行ないお詫びの対応を順次、行っております。今後はセキュリティをより高めて再発防止に努めて参ります。改めてのご報告は、当社として行う予定でございます。

 

続いて2つ目のご質問になります。営業利益についてご質問いただいております。

前年同期に比べ営業利益は3割ダウンをしています。主な要因はなんでしょうか?

というご質問になります。

大前提といたしまして、広告事業は前期1Qでかなり偏重する形で営業利益を計上しております。ですので、今期以降更なる平準化というのを進めておりますので、こういった形になっております。もう一つが、3月に発表いたしました、今期から積極的なベアを行っております。さらに、優秀な人材を獲得するためというのも大きな要因と考えております。
今後は、成長のために必要な人的投資またさらにマーケティングの投資に関しましても適切な管理をしながら、かなり積極的に取り組んでいきたいと考えております。

 

続いて3つ目のご質問になります。通期の予想についてです。

2Q、上半期の上方修正を行ったようですが、通期予想の修正はしないのでしょうか?

というご質問を頂いております。

10月に上半期予想の上方修正を行いました。通期の予想に対する進捗率は、売上高24億73百万円に対して12億4百万円なので約50%です。営業利益に関しましては通期予想で2億25百万円、これに対して1億42百万円で約60%の進捗となっております。ただし下半期、これからは人的資本やマーケティングなどの投資、今後の物価高の影響により営業費用の上昇を見込んでおりますので、現状のところは通期予想は据え置いております。

最後に


時津:最後になりますが、ここまでお付き合いいただき、投資家の皆様、ありがとうございます。私からいくつかございまして、まず1つ目は、祖業であります広告事業です。2005年に創業したのですが、18年目にしてやっと、財源確保額100億円を達成いたしました(決算補足説明資料p49参照)。
創業期から我々の会社のドメインは zaigenkakuho.com という形です。18年かけて100億を達成した、財源確保に貢献できたというのは、非常に大きなポイントになるのではないかと思っております。ご存知のとおり広報紙の枠というのは2万~3万で買って、しっかり小さなものを積み上げて、ここまで自治体にお金を戻すことができたというのは非常に誇らしいなと思っております。

2つ目、この広告事業ですがやはり前期1Qでかなり偏重した形で営業利益を計上していましたが、今期以降さらに平準化を進めて各クォーターごとでしっかり営業利益を上げていまして、ひたすらトップラインは下がってきています。意図的に下げていたんですが、今期からしっかりトップラインも上向いて、かなり攻めの態勢に転じるというのが今の状態かと思っております。これを率います執行役員の安藤に、大きく期待をしていきたいと考えております。2つ目、ジチタイワークス事業になります。開始して5年近くが経つんですが、今期しっかり上期1Q・2Qと、売上高そして営業利益も出すことができておりますので、引き続き、新卒で入った一番最初の社員である森の体制のもと、しっかり伸ばしていきたいと考えております。

3つ目、我々としては今前期比較で純資産が8.4億まで改善をしておりますが、まだまだ我々が理想とする会社としては遠い状態です。潰れない会社、そして従業員が誇れる会社を作っていきたいと考えておりますので、この8.4億を15億、20億、そして30億、50億としっかり伸ばして純資産を厚くしていきたいと考えております。これからも健全な成長を合言葉に、トリッキーなことをするわけでもなく、しっかり地に足のついた経営をしていきたいと考えております。

以上になります。

この度は最後までご清聴いただき、誠にありがとうございます。

[了]


免責事項
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