【ホープが大事にしてることは「ななかい」に詰まってる】

人事ブログ

みなさんこんにちは。
人事のよねくらです。

いやあ、令和がスタートしましたね。
令和最初のブログです。
令和だよ。令和。れいわあああああああ。

ちなみに連休中に令和をきっかけに注目されるようになった坂本神社に行ってみました。
すごい人でした。めっちゃ人多い。驚愕。
ラピュタのムスカ大佐だったら絶対にあのセリフ叫んでるはず。
バルスではないです。
人の並び方が浦安市にある某レジャー施設並みでした。

ここでほんの少しだけGW連休特集。


令和初日に入籍!吉原さん(旦那さんの方が社員です!)おめでとうございますー!!めでたい!!本当にめでたい!!!

他にもきっとアマゾンプライムで海外ドラマとかアニメ一気に観て、

昼過ぎに起きるって吸血鬼みたいなライフスタイルを選択した人も絶対にいるはず。
土日以外の昼過ぎに起きる背徳感ね。

あ、ここから本題。
ところでホープ去年の10月から月2回、社長と社員である定例行事をしておりまして。
連休明けの7日も実施しました!
最近この定例行事が結構おもしろいことになってるよ!ってことで
今回それを紹介したいと思います。
実は以前、ホープ広報でも取り上げてもらっているのですが、人事からも改めて紹介させてほしい!!
ということで、今日のテーマ:「ななかい」について改めて紹介する件!

はいスタート!

 

【まずは「ななかい」って何じゃろ?】

社長の時津と社員6名が直接対話し、真剣に価値観をぶつけ合う場です!

今回企画者の自治体コンサルティング部中野さんに、「ななかい」立上げの経緯や目的など詳細について語ってもらいました!

※お誕生日席は時津ではありません。

 

話題に真剣に耳を傾けて意見を言い合うときもあれば、みんなで笑う時もあるし表情もイロイロ!

 

【「ななかい」企画者 中野さんにちょっとだけ話を聞いてみた件!】

 


手前から松田さん・西田さん・酒生さんと台湾に行ったとのことです。(中野さん写ってない件)
「あの建物の中に入りたければ、俺たちを倒していきな」って図
うらやまけしからん。

■「ななかい」を企画したきっかけは?

去年15期がスタートした際に、社長からの「課長たちの会社に対する様々な意見を聞きたい」という意見のもと開かれた、全課の課長を集めてのMTGがきっかけでした。
そこで社歴の長い社員を中心に意見が上がったのが、「社長と社員の価値観の共有・認識の共有」についてです。
昨年度から従業員数がかなり増えた中で、会社が大事にしているものが社員に上手く伝わっていないのではないか、と。

毎月社長は朝礼で全体に向かって話をします。それが意味が曲がって伝わることがありました。
また日々の仕事のなかで、会社が本当に向かいたい方向と別のことをやってしまうことも発生していました。
そこに対して危機感がありました。
会社には企業理念があります。会社が最も大切にする基本的な考え方です。
会社の目的であるし、存在意義でもあるし、価値観です。
でも、どれだけの人が企業理念を意識出来ているのだろうか。疑問に感じていました。
そして、「社長が何を考えているのか分からない」という社員がいるという問題もありました。
人数も200名となると、社長の言葉が届きづらくなってきます。
社長の考え方に惹かれて入社している社員も多いです。でも、社長の言葉の真意が伝わらないことがありました。
そういうことをやるためにはどうしたら?

そこで私が考えたことは「社長と直接話せば早いやん!」

会社の考えていることは、社長が話すことそのままです。でも社員200名になった今、社長と話す機会はなかなかありません。
以前会社には「はちかい」という企画がありました。社員7名と社長や役員が飲み会の場を共にする会です。それも企画として終了し、飲みにもいく機会も減りました。
それにこの「はちかい」では、社長や役員と話せずに飲み会が進んでしまう社員もいました。

業務中に意味のあるコミュニケーションを、時間を無駄にしないようにとること。

社長と直接話す機会を作る時に注意したことです。
実はこれ、前職の経験も参考にしています。
以前ユニクロで働いていた際に、社長と店長30名程が意見を交換し合う会を定期的に実施していました。
その会で社長の様々な提言が出来て、意見交換も出来る。
これをホープでもやってみよう。
ここから現在の「ななかい」がスタートしました!

■企画の際にどんな思いを込めた?

この「ななかい」を通して、2つの思いがあります。

1つ目は、社員が同じ方向を向いて仕事が出来るようになってほしい。
自らの意志で選んだ会社であるのに、会社に対してマイナス感情で支配されたり、文句ばかり言うようになることは、とても残念です。
本当に価値観が合わないと感じたら、辞めてしまった方が良いです。
本人にとっても価値観があってないことは苦しい。決して幸せではありません。
でもその価値観のズレが誤解から生じているものであれば、社長の話を通して、会社のこと・伝えたいことを正しく知ってほしい。
そうすればもっと良い方向に頑張れるのではないか。そう考えています。

2つ目は、社員1人1人の仕事や人生がより良いものになるきっかけになってほしい。
前職で社長と初めて話した時、自分の人生観や仕事観が変わりました!更新された感覚です。とても良い刺激でした。
一代で日本一のアパレル企業を作り上げた人の言葉のパワーは半端なかった。
ホープに入社して社長と話した時、同じパワーを感じました。
社長と直接話すことは、社員の仕事や人生にとって、プラスになるのではないかと思いました。
自分に持っていない視点を新しくくれる人でもあるし、どんなことも正直に話してくれます。
そういった社長の姿をもっと知ってほしいし、社長のその姿が「ななかい」企画の原動力でした。
時津社長じゃなかったら、この企画を迷わず「やろう」とは思えなかったと思います。

■会が進んでいってどうですか?

企画者として云々というものは特にありません。
しかし、イチ社員としてやって良かったなあって。
みんなが同じ方向を向くってことに多少であれど貢献出来ているのかなって思います。
それを感じたのが、「ななかい」が始まってからのここ数ヶ月、
朝礼の時に発する社長の言葉に対して、まっすぐ受け止められる人が増えたなあということです。
社員が同じ方向を向くってことに関して、多少であれど貢献出来ているのかなあと。
議事録を読んでいると、「ななかい」を通して、何かしら視界が開けたような人もいて良かったなあって思います。

■最後に伝えたいこと!

この「ななかい」、これからずっとあるものになれば良いなって思います。
一通り全社員が参加したら終了というものではなく、常にあるものというか。
今は社員が社長に質問するって形式ですが、社長からみんなにぶつけたい話を持ってきて、一つの議題を討論するとかも面白いかもしれないですね!

中野さん、お話ありがとうございました!
「ななかい」を企画した背景が聞けて良かったです。

【最後に「ななかい」での社員と社長の対話を少し公開する件】

 

(Q:社員の質問 A:時津の返答)

Q1:社長の子育て論を聞きたい。様々な人の子育て論を聞くのが好き。例えば東大に5人行かせたお母さんとか。社長の話を聞きたい。(中途社員3年目)

A1:普段は妻に甘えてる。「論」と言われるほど自分のものはない。
一つあるのは、子どもたちが何かをしたいって言ったときに、それを叶えてあげれる親でいたい。
自分は親に大学進学や留学させてもらった。当たり前のことではない。年間で100万とかかかる。
子どもたちが能動的にやりたいものに関しては叶えてあげたい。
僕はあんまり勉強しろとは言ったことがない。妻が言うので、隣でそれを見てる。
子育て論か…。めちゃくちゃ愛情を注いでいるはず。日曜はほぼ家族といる。
先週先々週と海の中道にいった。卓球もした。土曜と日曜の夜や朝ごはんは一緒に食べる。
何かやりたいと言ったらやらせてあげる。 あと、様々な場所に連れていく。自分が行ったことがない・見たことがない場所に。
嫌がるけど連れていく。そこでうんちく垂れながら。
この前は台湾いった際に、「世界四大博物館の一つがあるんだよ」とか。
色んな国・場所に連れていこうとする。自分の力で生きていける人になってほしい。
魚の釣り方の話がある。「魚を与えるのではなく、釣り方を教えなさい」という言葉。
自分で生きるための魚の釣り方を教えるのが親の役目だと思ってる。
子どもに唯一残せるのは「教育」だから、一生懸命するといってる。職業とかも何も言ったことはない。
とにかく自分の力で生きていければいいと思う。
だから世襲も考えていない。子どもに将来会社を継がせたいと思ったことは一度もない。

 

 

 

Q2:行動指針に対しての思いと・自責と他責についての意見を聞きたい。
指針で「謙虚であり続けます」がある。 僕が上司に言われるのは「自責で何でも捉えすぎ。それではダメだよ」
まずは行動指針をどういった思いで作ったのかを聞きたい。次に自責と他責について聞きたい。ネットで調べたら他責スキルもあるらしい。
自分でもどっちが正しいか分からなくなった。自責で捉えることも大事。でもリーダーという立場になったときに人を守れるとかに関われないことになるのかとも思う。
でも今の自分は変えないといけないとも思ってる。だから考えを聞いて参考にしたい。(中途社員3年目)

A2:行動指針については、「自分はどうありたいか」・「社員にどうなってほしいか」この視点で作ってる。
「謙虚」の反対って何か分からないけど、「傲慢」とか「傲り」だとすると、僕はすごい嫌だ。
偉そうな人を見るとすごい軽蔑する。例えばうちでいったらアスクルの業者さんに「どけよお前」っていう奴がいたら、「お前まじ舐めてんの」って本気で言うと思う。
自分が謙虚であり続けたい。それが人間力を高めるというか、色んな人たちを仲間に引き込むというか。僕自身がそうありたいと思っている。。
「自責」「他責」って視点の前に、「問題の因数分解する力」が弱いのではと思う。
大人になると、問題を引き起こす原因が一つではないことが多い。それが苦手なのかと思う。
もしくは本能的に「謝っとけばいい」と思ってるの分からないけど、でも問題が起きた。
原因があるってなった時は、僕はそれを因数分解して、「こっからここは僕の責任」「そこからは俺の責任ではないよね」ってことはきちんとやって、
「ここ」に対しては「自責」で捉えないといけなくて、全部が「俺が悪い」って言われても「そんなことあるか」って思ったりする。
「自責」はきちんと問題因数分解して、自責で捉えるべきとこに対してはそうしないといけない。でもこれを捉えず何でも「お前のせいだ」って言ってる人は、何なのってなる。問題があって原因がある。その線の引き方が悪いんじゃないかって思う。

 

 

 

Q3:社長が考える「かっこいい自分像」とは?(新卒1年目社員より)

A3:自分との約束を守れる人はかっこいいなと思う
自分自身宣言する立場にいるので、仮説立てて宣言して、それをやるっていうのは自分の美学。
プライベートでもそう。あのレストランにいきたい!とかあったら宣言して、その目標にむかって頑張るタイプ。
僕は昔からすごい口だけの人間だったんだよね。言うだけでやらない人間なのがすごい嫌で、真逆になりたいと思っていつもやってる。
行動指針とか作ってやってってるけど実際一番は自分に言い聞かせるためにやってるみたいなとこあるかもなあ。

 

 

Q4:「謙虚さ」と「自信」はどのようにバランスを取ったらいいか。
16年間サッカーしてきて、長く経験と自信がついてくるが、その自信が成長の邪魔になることもある。
今ホープでは経験つめてないので自信はないが、今後経験を積んで後輩も入社して自分が自信を持たなければいけなくなった時、自信が成長の邪魔になるんじゃないかと思う。 社長がはすごくバランスとれてると思うので考えを聞きたい。(新卒1年目社員より)

A4:自信を持ってるかっていうと「恐怖心」は常に持ち続けている。
驕りへの「恐怖心」は常に持っているつもりではある。バランスは意図的にとっているというより本能的にやってる気がする。
表現が難しいけど、経営者としての自信があるかって問われると、回答としては「ある!」し「ない」。
これが難しいところなんだけど、あるようだけどない。自信ないって言いたくない自分がいて、言ったら終わるし天井が見えてしまう気がしていて。
自分の可能性を信じ続けて生きているしだいたい勘違いして生きているほうなので。
自分で自分の可能性を信じられる、「まだいける。まだいける。」と思うときは、
謙虚さ8割、嬉しさとか成功体験とかが1割2割でやった方がいいのではないかなと思ってやってる。
ただ成功体験がない人もいる、そういう時って自虐的だし自責すぎるし、なんかバランス悪いなーって感じるときはすごいある。
自分で言うのもなんだけど俺は究極のバランサーだと思ってる。
会社を経営する中で大変なことや辛いことがあってもバランスとって調整してるんだろうなあと思う。
他の取締役にも、「なんでそんなに元気なのか」ってよく言われる。
言語化難しいよなぁ・・・謙虚な人が好きだし、素直な人が好き。自信家が好きではない。
だから自分の美意識と照らし合わせたときにありたい人のさまを自分で作っているところはあると思う。

 

 

Q5:社長が客観的に見て、ホープが他企業と比べてここだけは勝ってる・誇れるところを教えてほしい。(新卒2年目社員より)

A5:自治体に特化したサービス会社では一番をとってるつもり。自治体の課題解決という観点で上場しているところは唯一無二。
自治体に特化したサービス会社を創ること・新たな価値を提供することが最大の価値。
ここで僕が社長じゃなくなったら変わるかもしれないけど、僕がここにいる以上は変わらないと思う。
ここでマネタイズしていることが価値。そしてもう一つは、気づいていないかもしれないけど、
純粋で真っ直ぐな従業員200名を集めていることは最大の武器。色んな会社があると思う。
色々転職してくる人、出ていく人もいるかと思うけど、大多数がうちの会社の何かに惚れてきている。
それが理念なのか文化なのか、上司や先輩、そこはよく分からないけど、この200名はとても良いと思う。
僕は他社は知らないけど、客観的に見てても思う。この人の部分は相当の強みだと思う。

 

 

 

 

 

成長環境を持続していくために、社員が同じ方向を向くことはとても大事なことです。
これまで全社員のうち96人が「ななかい」に参加しました。
質問も96通り。それぞれの個性も見えるし、毎回気づきがあるし刺激もある。
お互いの思考も分かるし社長の質問を通して会社理解に繋がる。
それを感じることが出来る会だなあって思います!!
価値観を共有し合う取り組みってこれからもコンスタントにしていきたいですねー。

 

以上!