ホープ初!“支社長選挙”を開催

レポート

当社は、「広告事業」、「メディア事業」、「エネルギー事業」の3つの事業を軸に、自治体に特化したサービスを展開しており、今期から事業部内の組織体制を事業部制へ大きく変えています!

創業事業である「広告事業」は、自治体資産を媒体とした広告運営により広告収益による財源確保や歳出削減を支援するサービスで、自治体への入札業務から、マチレット(*)の制作、民間企業への広告販売提案などを担っております。
広告事業を担当する地方協創事業部では、営業エリアを9つに分け、各エリアの担当部署を支社と称して各支社長が経営を行う、支社長制を導入。「利益創出事業」に向け、新体制で取り組んでいます!
(*)マチレットとは、自治体から市民へ専門性が高い情報をよりわかりやすく確実に伝える、地域に寄り添う”マチのブックレット”です。

支社長とは、名の通り「社長」です。(なんと、最年少は25歳です…!)
支社の通期予算・仕入れ・支社メンバーの給与の決定など、支社で発生するほとんどの事象に対して決裁を行いながら、予算達成に向けて支社を経営していくことが支社長の仕事です。

 

先日、来期(2021年6月期)の支社長を選出するための「支社長選挙」が行われましたのでその様子をレポートしたいと思います!

 

初めての支社長選挙
創業して初めて、現場のメンバーが「自分たちの組織の長を自分たちで選ぶ」という選挙形式での支社長選出。
来期は8つの支社に区分、その8つの席をかけて、17名の立候補者が熱い演説を行いました!

[支社長選挙方法]
・立候補者の持ち時間は、演説3分、質疑応答3分の計6分で投票者へ向け演説
・パートさんを含めた地方協創事業部の全員が投票者として参加、投票者1人につき8票投票
・朝礼にて支社長選挙の結果を発表



今回、支社長選挙を企画した、執行役員地方協創事業部長・安藤さんに「支社長選挙」についてお話を伺いました!

 

―Q.今回支社長選挙を実施した理由について

「組織風土を改革し、新しい文化を創りたい」

私は、言われたことをやるのではなく、「自分たちで考えて、自分たちで決めて、自分たちで行動する」という自走できる組織を創りたい。そのための打ち手の1つとして、「選挙」を実施しました。

誰でも、役職や社歴関係なく、「経営者(支社長)をやりたい!」という人にチャンスを提供したい。且つ、現場のメンバー1人1人が、自分たちの組織の長を選べる(=経営の意思決定に参加できる)機会を創りたいなと。

また、選挙によって健全な入れ替わりを生むことで、組織の停滞も防げます。常に新しい観点・視点を組織の中に取り入れ、モチベーション向上や健全な競争力を持った強い組織を、さらには新しい文化を創っていきたいと考えています。


 

―Q.各立候補者の演説を聞いてみて、思ったこと、感じたことは?

今までホープが培ってきた良い文化を感じました。
とにかく「人」が良い。気持ちの良い人間が多い。ホープらしさを十二分に感じました!

自分本位ではなく、ちゃんとメンバーを大切にしている。今に満足せず成長に貪欲、変わらないといけないという健全な危機感を持っている。そして選ぶ側である現場のメンバーも、立候補者1人1人の話を真剣に聞き、受け止めている。みんながお互いを尊重し合っているような、ホープならではの雰囲気や空気感でした。

演説の中で、「選挙で支社長を決める以上は、投票する側全員に責任がある。選ばれた支社長を助けてほしい。」という話をしてくれた人がいたことも嬉しかったですね。

今回の選挙を受けて、組織としてのレベルアップを感じました。結果が「適切(妥当)」だったからです。
その人のキャラクターや演説に引っ張られた人気投票になることなく、適切な人が選ばれたなと。少なくとも適切な人を選べるまで、現場のメンバー1人1人のビジネスパーソンとしてのリテラシーが上がったなと感じられる場面でもありました。

一方で、一部の立候補者については、まだまだ成長の必要性を感じました。努力・根性・熱意は凄く感じられましたが、「戦略や利益に対しての思考」や「事業部全体の視点」、いわゆる「経営者としてのリテラシー」はまだまだ足りていないです。経営者視点での演説は少なかったように思います。

しかし、とにかく良いメンバーが揃っています。気持ちの良いメンバーばかりです。スキルや知識面を伸ばしていくことは比較的容易です。事業部全員の「ビジネスパーソン力」をもっともっと向上させて、強く、しなやかで、自由闊達な組織を創っていきたいと思います。


執行役員地方協創事業部長
安藤伸晃(あんどうのぶあき) 2017年中途入社
2017.11 ホープ入社、セールスプロモーション部 セールスプロモーション課へ配属、自治体広告の提案営業に従事
2018.07 セールスイノベーション部を創設、部長へ昇進
2019.07 旧セールスプロモーション部・自治体コンサルティング部を統括、地方協創事業部へ名称変更、執行役員へ昇進

 

今回、17名の立候補者の中から8名が支社長として選出されましたが、その中でホープ初の女性支社長が2名誕生しました!

(拍手)

これからさらに女性が活躍する組織になっていくのがとても楽しみです!

 


(個人的には筆者の同期である棚町(写真右)が支社長になったことが嬉しくもあり、MVPを5回取ったバリバリの営業マンなので期待大です!)

 


今回、みごと支社長の座を掴み取った、新卒4年目の木内さんに今の心境を伺いました!


―Q.支社長になった心境は? 

嬉しい2割、責任・プレッシャー8割な気分です。

自分のキャリアプランの1つとして「30歳までに人生の選択が豊富にあるキャリアウーマンになりたい」を掲げているので、支社長になることで「経営者」として成長できる機会をもらえたのは嬉しいなと。

これから、苦労することや辛いこと、迷うことの方が多いと思いますが、色々な経験をすることで自分が知らない自分に出会えるのかなというワクワク感もあります。
とはいえ、部下を持ち、支社を経営していくということに対する責任を支社長に選んでもらった今、ひしひしと感じています。

 

―Q.今後、どのような支社を作っていきたいか?

私は、1人1人が自立し、勝ちにこだわる、そして助け合える・尊重し合える、そんな支社を作っていきたいと思っています!
そのために、まずは、1人1人と向き合ってきちんとコミュニケーションを取る、その人その人の強みを見つけることからはじめていきたいと思っています!
そして、お互いに尊重し合えるように、私が大事にしていることを支社の人たちにも大事にして欲しいなと思っています。

あと、これは自分のありたい姿みたいになってしまいますが、支社長になる人たちは、1人1人が長けているところがあって、その中に私が入ることに対する懸念が少しあったんですけど、平凡な自分でも支社長をやれるというような希望であり、なんでも相談しやすいような存在になれたらいいなとは思っています。

これから支社長としてのスタートラインに立たせてもらいます。
支社長はみんなで同じ方向へ進むための旗振り役だと思っているので、みんなで一緒に支社を作りあげて、事業部を盛り上げていけたらと思います!

地方協創事業部 関東第二支社 係長
木内裕美佳(きうちゆみか) 2016年新卒入社
2016.04 ホープ入社、セールスプロモーション部セールスプロモーション課へ配属、自治体広告の提案営業に従事
2018.01 セールスプロモーション課 サブリーダー(主任)へ昇進
2019.01 セールスプロモーション課 リーダー(係長)へ昇進
2019.07 地方協創事業部関東第二支社へ配属

 

当社は、「自治体を通じて人々に新たな価値を提供し、会社及び従業員の成長を追求する」という企業理念を掲げていますが、自分の意思で支社長に立候補者し、自分の思いを伝えることやメンバーも経営の意思決定に参加できる、支社長選挙はまさに「成長を追求する場」だなと感じました。

今回は、“ホープらしさ”の詰まった支社長選挙をレポートいたしました!