【よんななワーク】第10回「自治体コンサルティング課 平岡惣太郎×宮城県」

レポート

「自治体のベストパートナー」を目指すホープを支えているのは、平均年齢28.9歳(2018年12月末時点)の若き社員たち。ホープの個性豊かな社員と全国各地で展開している事業内容をより知っていただくための「【47都道府県別】ホープの仕事×ホープの社員 よんななワーク」、今回ご紹介するのは、自治体へサービスの導入・提案等を行う自治体コンサルティング課・平岡惣太郎さんです。

 

数ある出張の中で印象に残った宮城県

前職はインテリア雑貨・家具の百貨店販売を行っていたという平岡さんは、2017年9月に入社、子育てに関する情報冊子など、自治体が住民へ配布する専門性の高い冊子の無料協同発行などを行うメディアクリエーション部を経て、2018年7月に統合・新設された自治体コンサルティング課に配属になりました。メディアクリエーション部に在籍時は出張が多かった平岡さんが、最も印象深かった県として挙げたのは宮城県です。「以前担当していた東北地方は、冬場はとにかく寒かったのですが、気仙沼市のそれは格が違いました。同じ寒さでもそこだけ空気が違うというか…なんと表現していいかわからないのですが、”空気そのものに地域性を感じた”ことをよく覚えています。」

 

行動が状況を変える

 最近の平岡さんにとって、多くを学んだ仕事がありました。東北地方のとある自治体へ、空き家に関する情報冊子の継続に関する業務に携わった時のことです。昨年12月末の案件で、継続に伴う手続きや制作スケジュールが非常にタイトではありましたが、ご成約いただくことができました。その際、先方の対応を急かすことが多く悪い心証を与えているのではと不安に思ったこともあったそうです。

 今年に入って、その決め手は何だったのかを改めて振り返ったところ、自治体のご担当者様と双方の状況を確認しながら、しっかりと足並みをそろえる動きをしたことという答えが見つかったという平岡さん。自分の思いをより正確に伝えられるように、メールよりも小まめに電話で連絡を取り合うことを心掛けたといいます。タイトなスケジュールだったからこそ、一連のやりとりが結果的に信頼関係を築き、今回の継続につながったのではないかと感じているそうです。「自治体側としては、現在抱えている空き家問題の解決のために、継続して冊子を発行したいという理由が契約の一番の動機だと思いますが…本件を通じて、厳しい状況でも行動次第で信頼関係を築けることを学びました。」

 “しっかりと足並みをそろえる”よう動いた平岡さんは、自治体コンサルティング課のビジョンである「自治体のベストパートナー」を体現していると感じた筆者でした。

 

確認は徹底的に

 当社はこれからさらなる繁盛期(当社では繁忙期を繁盛期と表現)を迎える中、特に自治体コンサルティング課においては、自治体に確認をとって進めていくことが営業、制作含め多く出てくるそうです。確認の漏れが冊子の納品や、入札に大きな影響を及ぼすため、確認を徹底する対策として確認事項の一元管理を行っているという平岡さん。「カレンダーのアプリを使用し、確認事項とToDoリストを統一的に管理しています。時間を決めて定期的にチェックを行うことで、漏れの心配がありません。」話をお伺いしながら、これが前述の信頼関係を築くための第一歩なんだなと思いました。

 

 平岡さんをご紹介してまいりましたが、非常に真摯に仕事と向き合っていることがわかりました。そんな平岡さんですが、プライベートではもうすぐ2歳になる息子さんと遊ぶことに夢中だそうです。「土日は妻が働いているため、息子と2人で過ごす時間が長いです。絵本を一緒に読みながら言葉を教えたり、自宅の廊下でボールを投げあったり…。息子の成長スピードに驚きつつも、日に日にできることが増える今の時期の子育ては、大変充実しています。」

子育てにも真摯に向き合う平岡さんは、真面目すぎて近寄りがたくも感じますが、「非常にユニークな方」「実は赤ワインが好き」というお声も筆者に届いています!