【’19卒特集】入社して1年経った今の気持ち【本多颯太の場合】
人事ブログついに4月。いろんな場所で新生活をスタートされる季節ですね。
ホープにも新しい社員が4名入社しました。(内定者時代のブログはこちら:内定式体験記 part.1/内定式体験記 part.2)
新しい仲間が増える、本当に嬉しい瞬間です。
それと同時に、昨年入社した新入社員は1年目を終え、2年目へ突入しました。
2年目を代表して本多君が「ホープで過ごした1年間」を、ありのままの言葉で語ってくれましたので、是非ご覧ください。
※新・新卒2年目の過去のブログはこちら:内定者時代/入社2カ月/入社2カ月②/入社半年
みなさん、こんにちは。
2019年の4月に入社した新卒2年目の本多颯太と申します。
入社して1年が経過するタイミングで、なぜホープで1年間働き続けることができたのかを考えることがありました。
私の答えは「ホープで働き、成長し続けていく自分の未来にワクワクできたから」です。
なぜその答えを見つけたのかをお伝えさせていただく中で、自分が思う会社選びの大切さをお伝えできればと思います。
その前に、簡単に自己紹介をさせていただきます。
福岡の粕屋郡宇美町という町に生まれ、小・中と地元で野球をしていました。中3の冬に監督から「熊本に野球に力を入れている高校がある」とお声掛けをいただき熊本の高校に入学。高校1年の途中から、選手ではなく学生コーチという立場になり3年の夏まで野球に力を注ぎました。大学もそのまま熊本の大学に入学しました。
学生時代は「できないことをできるに」をモットーに様々なことをしていました。
ネクラで引きこもりがちな自分が福岡から熊本に出たり、選手ではなくコーチになったりと、“できない”と思っていたことを積極的に“できる”に変えていきました。今までできないことが出来るようになるとそれが自信につながります。その自信からさらに新しい挑戦も行うようになっていきます。それを繰り返してできることを増やしていく自分が楽しくて、様々なことに挑戦をしていました。
ホープとの出会いは偶然でした。友人からの誘いで合同説明会に参加したのがきっかけです。その時に強く惹かれ、のちに参加した個別説明会で入社を決めます。
入社を決めた理由は、「人」でした。個別説明会では社長と2年目の社員の方が前に立たれてホープについて、またご自身の考え方について話されました。社長の話はかなり強烈的でした。「会社は星の数ほどあります。皆さんにはその中から選ぶことが出来ます。皆さん全員にホープを選んでほしいわけではありません。その中でもホープを本気で選んでくれた人に来てほしいです。」
就活生に対し、「来てほしい」と言う企業が多い中で「来なくてもいい」と堂々と真実をおっしゃられていること。そして「本気で企業を選べ」という言葉が強く印象に残りました。
なぜならば自分の人生の選択が今までほかの人の意見に流させていることが多かったからです。高校は当時の監督から言われた通りに、大学も近場で入れるところに行っていました。高校も大学も後悔はしていませんが、自分で選んだとは言えません。自分で今まで選んでこなかったということに気づき、このままではいけないのではないかという焦りを覚えました。それと同時に、そういったことを気づかせてくれた社長に強く惹かれました。
2年目の先輩方もホープに自分で決めて働いているからか、2つ上とは思えないほど堂々としており、また出されている結果は社長から認められていました。そのように結果を出されて堂々とされている姿をみて「かっこいい」と素直に感じ、「ホープに入社してこの社長のもとで先輩方のようにかっこよくなりたい」と強く思いました。
それから内定をいただき、2019年4月に無事に入社日を迎えて、緊張感とワクワクが入りじまった感情で入社しました。「あこがれた先輩方のように結果を出しでかっこいい社会人になってやる。」と営業をやり始めます。
▲2019年4月1日、入社初日の挨拶
しかし!どれだけ努力しても結果が全く出ませんでした。
来る日も来る日もたくさんの企業に電話をかけ提案をしていましたが、4月・5月ともに非常に良くない結果に終わりました。
自分自身に任せられた予算を大幅に未達し、これといった結果も出せぬまま5月初旬に社長の手から初任給をいただきました。それをもらった時は本当に、とてつもなく苦しかったです。
何もしていない、何ひとつできていない、なんなら達成をあきらめてしまっていたにも関わらず、お金をもらう自分が本当に嫌だった。自分でこの会社を決めたにもかかわらず、会社の行動指針にある「私たちは絶対に諦めません」も守れず、そこにいたのは結果も出さずにお金をもらうダサい社員である私。この事実がとても苦しかった。あの時のことは今も鮮明に覚えています。
こうした状況で私は初めて、「働くことの大変さ」と「社会人としての責任」を強く実感しました。
正直4月・5月はここから逃げ出してしまいたいと思ったこともあります。それぐらいこの2つは重く自分にのしかかることになります。
そのような状況でもやめることがなかったのは、やはり「人」にありました。入社前から憧れていた先輩方に対してさらに強い憧れを抱きました。
その中でも特に私が憧れたのが、一つ上の先輩である藤原さんでした。(藤原のブログはこちら)
ホープでは毎月営業成績が1位だった人を月間MVP(Most Valuable Player)として表彰し、MVPのポスターが作られ、社内に飾られます。私が入社したとき、社内に飾られていたMVPポスターは藤原さんでした。
▲現在MVPを4回獲得している藤原君。本多君の入社時に掲示されていたのは右上の赤いポスター。
年齢が一つしか変わらないのに、圧倒的結果を出し、社員から認められている姿を見て「藤原さんみたいなかっこいい社会人になりたい!」そう強く思いました。
それからは働くことの大変さやキツさを考えるのではなく、藤原さんのようになるために自分が何をしないといけないのか、そして何をしたいのかを考えるようになりました。
そこで立てた目標が以下の2つ。
①予算を達成する
②MVPをとる
この2つを達成するために、藤原さんを含め先輩方の営業を観察しました。お客様とどのような話をされているのか、自分との違いは何か。
▲以前の指導時の様子
藤原さんに聞いてみて感じていたのは、お客様への感謝の気持ちでした。
お取引のないお客様に対しても、手を止めて自分の話を聞いていただいていることに感謝をして、そしてお客様の時間を奪わないためにも簡潔に提案をする。自分がいい提案をして相手に納得してもらおうとしていた私には、この気持ちはありませんでした。それに気づいた私は、頭で理解しただけではいけないと考え、ひたすらお客様に電話をすることで身に着けようとしました。何度も会話をして、何がいけないのかを考えて修正をしてまた電話。それを繰り返していくことでアップデートをしていきました。
4月・5月よりも多く電話をして真剣に働いていたと思います。意図的に自分に負荷もかけました。それでも憧れたかっこいい社会人になるためには、絶対に諦めずに結果を出したかった。お客様に価値を戻したかった。
その結果6月は達成することができ、そこから2020年の3月まで10ヶ月連続して達成することができています。
これにより当初立てた目標の「①予算を達成する」は達成することができ、初めて給料をいただいたあの時に比べて、成長することはできました。「社会人としての責任」をしっかりと受け止め、行動指針にある「私たちは絶対に諦めません」を体現できた1年間でした。
しかしながらまだ、「②MVPをとる」ができていません。月間MVPランキングの2位や3位には入れても1位にはなれない。その間にも藤原さんはMVPを取っています。さらには支社長選挙への立候補など、いまの自分に満足せずさらに上を目指して結果を求めていく藤原さん。そんなかっこいい先輩と今の自分の距離は大きく開いています。(支社長選挙に関するブログはこちら)
MVPという一つの目標が見えていてもその道筋が時々わからなくなる。暗闇を走っているかのような状況、苦しい状況が多くあります。
それでもこの足を止めたくはありません。
その先にあるかっこいい自分になりたいから、自分で決めたことだから、その未来にワクワクできるから、私はホープで働きたいと思っています。
仕事選びで軸を持つことが大切だと色々な方から言われると思います。
これは「本当にキツイ思いをしてそこで働きたいのか。」を自分に問うために必要だと私も思います。ホープへの入社を理由もなく決めていたら、私は今ここにいないと思います。それほど「働くことの大変さ」は重く自分に降りかかってきました。
もし就活中の学生の方がこのブログをご覧いただいているのではあれば、会社選びに妥協をしないでいただければと思います。そこで妥協しても自分が苦しむだけです。会社は数多くあるので自分のやりたいことや惹かれることを本気で選んでください。そうして選んだ会社で働くことができたら、充実した人生が送れると思います。1年間ホープで社会人を経験した自分が学んだことは以上です。
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