頑張れない組織に未来は無い

代表ブログ

この1年ほどで働き方改革と言う名の劇的な労働環境の変化が起こっています。

これは国策の一つであり、増えすぎたゾンビ企業などの変化に対応できない企業の淘汰が始まると私は感じています。

 

しかしながら、これら国策のPDCAが回るのは10年以上のサイクルが必要だと思います。

国として大きく方向転換している今、そこに何としても適応するだけです。

 

ベンチャー企業を経営していると、KPIや人事評価制度が変化するがあります。

成長スピードが速いベンチャー企業において、変化に対応するため仕方のないことです。

しかし、どんなに説明責任を果たしても変化に対応出来ない人、しない人は一定数存在します。

 

私達日本人は、日本と言う国に生まれ、そこで働いている以上「国」と言う名の船に乗っています。その船が進路を大きく変えるならばそこに適応するだけです。

当たり前のような義務教育、道路、警察、自治体は決して当たり前では無いのです。

 

ここで本題になりますが、生産性向上、長時間労働の是正などを目指す「働き方改革」は、マネジメントをする側はしっかり時間管理を行い、全社的により付加価値の高い仕事をメリハリをつけて取り組もう、と私にはみえます。

 

しかし一方で、ベンチャー企業でも大手企業でもやる時はやらないといけないと思います。

法律を超える長時間労働はNGですが、閑散期と繁忙期はどの企業にもある筈で、繁忙期つまりやらなければいけない時にやれない組織にしてしまうのは違うと思います。

 

「働き方改革」と言う名の元に一定の総量をかける事をしない、出来ない組織にしてしまうとそもそもがこの変化に対応出来てないと言う事になります。

 

やる時はやる、当たり前ですがベンチャー企業がこの当たり前を出来なくなるとそもそも存在価値すらもなくなると感じます。

 

当社はメリハリのついた組織を目指し、生産性、付加価値を常に意識して少しづつ変化しています。

 

元々はただ「やる時はやる」、会社だった筈です。その本来の価値、とっても大事な物をこの変化の中に失う事はしたく無いです。

 

何を変えて何を変えないか、引き続き経営者として取捨選択し情報発信したいと思います。